スーパーキャパシタの必要量の計算方法

スーパーキャパシタは、高信頼性と長寿命が重要視される多くの用途で使用されている。リチャードソンRFPDの スーパーキャパシタガイドでは、用途を3つの基本タイプ-電力バックアップ、サイクル、パルス電力-に分類しています。確かに、どのような用途もこれらの基本タイプの1つ以上の組み合わせになる可能性があり、スーパーキャパシタの要件を適切に決定するための考慮事項はこれらの基本タイプによって異なります。要件の決定は、常に "どのくらいの電圧範囲で、どのくらいの時間、どのくらいの電力（または電流）を供給するか？"から始まります。

本稿では、この基本的なタイプが最も簡単であるため、単純な電力バックアップに必要なスーパーキャパシタの計算手順に焦点を当てる。本稿の目的上、単純な電力バックアップは、電力途絶によるバックアップ電力を供給するために使用される低速充電、電圧維持スーパーキャパシタバンクとして定義される。通常、この電力要件は1分以内の短期間である。